当社では、創業以来、一貫して安土桃山時代を中心に戦国武将の甲冑や装束研究を行って参りました。
本物の甲冑の復元、複製甲冑の製作を通じて研究を重ね、その蓄積資料をもとに他に類のない作品を生み出しております。
本物への妥協のない姿勢は、国内のみならず海外においても極めて高い評価をいただいております。
当社および、当社に携わる職人・製作者は、『本物(現物、現場、現実)』を追求し、取材と研究に十分な時間をかけたものづくりを徹底しております。
本当にいいものを作るために、細部表現と独自の色彩表現を重視した本格的な立体表現を重視し、作家と監修者との対話を通して精神性の高い緊張感のある造形を求め、
様式や技巧にのみ走ることのない『普遍性のある美』を追求しています。
当社では、自社作品の制作や企画にとどまらず、長年培った高度な技術と熟練の職人技を活かした高品質な「OEM制作」にも対応しております。
また、徹底した史実考証に基づき、本物の侍甲冑(甲冑・鎧兜)においても豊富な実績と専門知識を有しております。オーダーメイドの甲冑の制作や専門的なコンサルティングも承っておりますのでお気軽にご相談ください。
【取扱品目・作品カテゴリー】
彫刻(金属工芸を含む)・絵画・屏風・掛け軸・陶芸・漆器・伝統工芸品(扇子・手ぬぐい等)・本格甲冑・装束・兜など
「本物(現物、現場、現実)」を徹底して追及
当社では、安土桃山時代の美しい美術様式や伝統技法を後世へと伝えるべく、創業当初から研究・考証を重ねています。
その一環として、京都染技連と共同で戦国期の陣羽織、小袖などを継続して企画・制作を行うなど、安土桃山の美と技術を現代に継承するプロジェクトを実施しました。
また、武将彫刻作家・海野宗伯プロデュースによる日本画作品なども制作し、現代に戦国武将の姿を再現する取り組みも行っています。
Artist and producer : 海野宗伯
日本の鎧をまとった武将たちの姿を後世に伝える
作家・海野 宗伯(うんの そうはく)は有名武将の甲冑の大半が失われ、実像が分からなくなっていることに危機感を覚え、安土桃山の造形美を後世へ残すため研究と創作を開始しました。30年以上にわたり戦国大名と戦国美術の研究を行い、戦国期の鎧の研究をもとに、出来うる限り正確に甲冑装束の出で立ちを再現した彫像を制作しています。
日本の鎧は大名ごとに他の国にない独自の美しさと機能性を兼ね備え、防具以上の精神性を伴っています。日本の武将たちは己の信条や美意識を独特な形状の兜、また黒・赤・金といった華やかな色で表現し、まさに華々しく死ぬための装束として戦場に臨んでいました。目立つ装束で戦場に挑むのは、死を恐れず、戦場で見事に死ぬことこそ本懐であると考える日本独自の武士の死生観に対する美学を反映しています。
美術彫刻制作
卓越した生産管理と熟練した職人による世界一の美術工芸品としてのスタチュー(彫像)生産
弊社では創業から30年近くに渡り美術工芸品の企画・制作を並行して行っているため、スタチューの生産に関して一貫してオーダーメード品質を追求して参りました。
創業当初、世界最大規模のオーダーメードの依頼品ガレージキットスタチュー制作会社としてスタートを切った歴史から、個々のお客様の詳細かつ高度なニーズに対応して厳しい要求に応えてきた制作ノウハウをベースにしています。
他社のスタチュー生産と根本から異なり、最初から1点ものを制作する立場で生産方法、人材育成から全てをオリジナルで培って参りました。
この結果、他社で真似のできない高品質生産から梱包(他社では不可能な海外発送対応破損対策)までのシステム化を行い、これを採用から育成まで一貫した人材で運用しています。
OEM生産
・高品質OEM生産
・スタチュー、オリジナル製造を承ります
・最少50個からの生産に対応
複雑で入り組んだ形の造形物もそのままに立体再現します。金型による制約をうけない高度な造形を小ロットから再現します。採用から育成まで直接指導した各分野経験15年以上の熟練の職人が多く在籍。
特任他社では真似のできない造形と、筆による繊細な塗装技術を保持しております。リアルさ、完成度を要求される造形・彩色を得意とし、世界最高峰の品質を実現します。
美術工芸品にも使用される材質
弊社では経年劣化に強く、造形細部の表現に優れ、美術品としての石の素材感と重さを持ったポリストーン(石粉樹脂)を製品の主たる素材としております。
他社のPVCなどのプラスチック素材と比べ、製品の退色、形状変形などの経年劣化において圧倒的に有利な素材です。
また、石粉を多く含むことからその重量感は石そのものを感じさせるため、スタチューの高級感が全く異なります。
パッケージング
高い完成度の生産品も、輸送破損があっては意味がありません。
ポリストーン製品の破損率は高く、複雑な形状になると海外発送時の破損率が20%を超えることも珍しくありません。
当社は専門企業として長年培ったノウハウと厳しい落下テストにより、複雑な造形物でも海外へ安全に発送できる高い技術があります。これはPVC製品とは根本的に異なる材質の特製を十分に理解した専門業者だからできるノウハウです。特に高額製品の破損対応では世界最高レベルのサービスを提供します。
FAQ よくある質問
- Q. OEMとは何ですか?
- Q. ポリストーンとは何ですか?
- Q. 初めてスタチュー生産を検討しています。基本的な流れを教えてください。
- Q. 機械生産ですか?
- Q. 製品サンプルを直接見ることは可能ですか?
- Q. 予算はどれくらいかかりますか?
- Q. 個人からの依頼も可能ですか?
- Q. 原型のみを制作依頼する事は可能ですか?
Q. OEMとは何ですか?
A. OMEとは「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)」の頭文字をとった言葉で「委託を受けて他社のオリジナル製品を生産すること」を意味します。
弊社ではお客様からのフィギュア生産のご依頼を受け、弊社工房にて職人の手作業により小ロットから量産する体制をとっております。
生産したいフィギュアの原型や彩色サンプルが無い場合でしても、弊社にて制作する事が可能ですのでお気軽にご相談ください。
原型・彩色サンプルの制作においても弊社で直接指導・監修したベテランスタッフが手掛けていますのでクオリティにご満足頂けることかと存じます。
Q. ポリストーンとは何ですか?
A. 人工石とも呼ばれるポリストーンは、樹脂に高い比率で石粉を合成した素材で、欧米では 美術品や立体像によく用いられ、硬化した重さ・質感はとても石に似ており堅牢です。
劣化等に強い反面、衝撃に弱い材質のため、お取扱いに注意する点がいくつかございます。注意点やポリストーンについての特徴を記載しておりますので、是非ご一読下さい。
精密な造形品ですので、輸送時の衝撃にも耐えうる落下テストを徹底して自社で行い、安心してお客様のお手元に届けられますよう当社では取り組んでいます。

1. 高級感のある重さ
ポリストーンはPVC(プラスチック素材の一種)フィギュア等と比べ、ずっしりとした重みがあり、石像のような高級感のある重量を持つ材質です。
例)下記画像は全てポリストーンで作られています。

2. 細かな造形が可能
高級な美術工芸品にも使われることのある材質であり、細かい造形表現に優れています。
3. 劣化にしくい
PVC製品は経年劣化が大きく、購入後 彩色の退色や形状の劣化が激しい一面があります。
ポリストーンは熱変形に強く、退色もしにくいため長くその美しさを保つことができます。長期にわたり保存性、形状維持に優れています。
4. 再現性の高さ
ポリストーンはシリコーン型で作られており、型が柔らかくしなるため複雑な形状でも型抜きがしやすく、細部の造形表現まで再現することができます。
PVC等は金型で作られるため、その固い型とかみ合うような形状の造形は取り外しが困難であるため、細やかな造形の再現をする事が出来ません。
そのため、PVCフィギュア等とポリストーンスタチューでは造形表現に大きな差が生まれます。
5. 他の材質と比べて高価である
ポリストーンはシリコーン型で作るため、複雑で細かい形状の再現が可能ですが、
反面、柔らかく何度も型抜きの作業を行っていると、金型とは違い、物によっては10個ほどの生産でシリコーン型が壊れてしまいます。
壊れたら再度一からシリコーン型を作り直すため、破損しにくい金型を使用するPVC製品等と比べて
生産コストが高くなり結果高価な製品となりますが、その分精度が高く、金型では再現できない製品を生産する事ができます。

金型の場合、シリコーン方と違い曲げ伸ばしなどが出来ないため、複雑な造形・型とかみ合う造形だと型抜きが不可能。そのため表現に大きな差が生まれます。
Q. 初めてスタチュー生産を検討しています。基本的な流れを教えてください。
A. どのようなフィギュアをどのくらいのサイズで作るか決めた上で、大元となる造形を制作します。これを「原型」と呼びます。
原型を元に、量産するための「型」を作ります。弊社ではこの「型」をシリコンで制作しており型抜きがしやすく複雑な造形や細部の表現が可能です。
「型」は金属など様々な種類がございますが、弊社では型の制約を受けにくい「シリコン型」を使用しております。

型にポリストーンという材料を流し込み、硬化するまで待ちます。硬化後、型抜きをしてサンプル(未塗装)が1体出来上がります。
サンプルに彩色を施して「彩色サンプル」を制作しお客様にご確認の上監修と修正を行います。
フィギュアの材質には様々な種類がございますが、弊社ではポリストーンを使用しております。詳細はFAQ内にも記載しておりますので併せてご覧ください。

彩色サンプルにご納得頂けましたら、本生産に入ります。
本生産でもサンプル制作をした時と同じように、ポリストーンをシリコン型に入れて硬化させ、型抜き・組み立て・彩色を行います。
弊社では全ての工程を手作業にて行い、また弊社で直接指導・監修のもと本生産を行いますので、他社では不可能な高品質なスタチューのクオリティコントロールが可能です。
パッケージングしましたらご希望の場所に納品させていただきます。

Q&A内でも分からないことがあればお問合せよりお気軽にご相談ください。
Q. 機械生産ですか?
A. 弊社では全ての工程を手作業で行っております。型の生産から彩色、組み立て、パッケージングに至るまで全て弊社工房にて手作業生産です。
機械を使用した生産は安価で大量生産が可能ですが、クオリティの維持が難しく、高品質のスタチューを作ることが不可能です。
弊社では徹底したクオリティコントロールのもと、高品質で劣化の少ないスタチュー生産を目指しているため全ての工程を手作業で行っております。
Q. 製品サンプルを直接見ることは可能ですか?
A. 弊社ではショウルームを構えておりますので、そちらにお越し頂ければ開発した製品の一部を直接ご覧いただけます。
自社制作の美術品に加え、選りすぐりの古美術を展示しています。
ショウルームの製品は撮影可能ですので、ご興味がございましたら是非一度お越しくださいませ。

Q. 予算はどれくらいかかりますか?
A. 生産数や生産したいフィギュアの大きさ、完成のイメージなどによってご予算が大きく異なりますので、まずはお問い合わせください。
概算のお見積もりをお出しいたします。詳細見積もりに関しては、ヒアリングのうえ生産ご検討を頂いた際にお出しいたします。
ミニチュアサイズから大型サイズのフィギュアまで生産が可能です。簡単なご相談からも受け付けておりますので是非ご連絡ください。
Q. 個人からの依頼も可能ですか?
A. 可能です。
個人事業主様および個人様でのご依頼も受け付けております。
過去にもOEM生産や美術品制作のご依頼を頂戴しておりますので、お気軽にお問い合わせください
Q. 原型のみを制作依頼する事は可能ですか?
A. 原型のみの制作のご依頼も可能です。詳細についてはお問合せ下さい。
過去の実績
■文化創造事業として高く評価され、経営革新企業に認定














当社の企画に基づき、世界で初めて甲冑師:故・三浦公法氏(日本甲冑武具研究保存会)の協力を得て1/4スケール創作甲冑の制作に着手。世界的にも評価される戦国期の甲冑の造形美を再現。武具として部分的に保存されているが、着装した全体像としては正確に再現されることが殆どないことに着目。
又、有名武将の甲冑の大半が失われ、実像が分からなくなっていることに当社は危機感を覚え、安土桃山の造形美を後世へ残すため研究と創作を開始。
同時に正確な考証のもと武将絵画等の創作開始。織田信長を始めとする現在の戦国武将像に大きな影響を与えました。
文化創造事業として高く評価され、平成13年には経営革新企業に認定されました。